どうも、佐藤です。
突然ですが、みなさんはPowerAppsをご存じでしょうか?
この記事は、
PowerAppsの開発環境を無料で構築し、はじめてのアプリを作成するまでを、3つのステップでご紹介する、
「Microsoft PowerApps はじめてのアプリ開発」シリーズの第3回です。
Microsoft Entra IDをお持ちでない方、 PowerApps開発者向けプランの申込がまだの方は、前の記事をご覧ください。
Microsoft PowerApps はじめてのアプリ開発
→3 さっそく作ってみる
それでは、早速はじめましょう!
環境構築作業お疲れさまでした。
小さいけれども大きな一歩を踏み出したところで、さっそく何かアプリを作ってみましょう。
Power Appsは、さまざまな方法でアプリを作成することができます。
ですがその反面、入口がたくさんあって、どこから手を付ければいいのかが非常にわかりづらくなっています。
というわけで、記事をお読みのみなさまが1秒でも早く挙動を確認できるよう、
おそらく一番手っ取り早いはじめてのアプリの作り方をご紹介します。
まずは「Power Appsホーム画面」へ移動しましょう。
サイトページを閉じてしまった人は、下のリンクをクリックしてください。
いつでも使えるようにPower Appsホーム画面をブックマークしておくと便利です。
ご親切なことに、PowerAppsホーム画面をスクロールすると、
下の方に「すべてのレベルの学習」というお勉強用コンテンツが用意されています。
一覧から「Power Appsの概要」をクリックして
公式学習ポータル「Microsoft Learn」に移動してください。
※直リンクはこちらです。
青い文字のリンク「Flooring Estimatesブック」をクリック
または、右クリック→「名前を付けてリンク先を保存」で保存します。
OneDrive for Buisinessが使える方は、そちらに保存してこのままマニュアル通りに作成を進めてもOKです。
当方環境にそんなものはないので、マニュアルに逆らいローカルの適当なフォルダに保存します。
このExcelファイルを使ってアプリを作成します。
「Excelファイルをアップロード」をクリックします。
先ほど保存したExcelファイル「Flooring Estimates.xlsx」をアップロードします。
おや、PowerAppsのようすが……?
おめでとう!
「Flooring Productsテーブル」が作成されました!
ポチッとな。
生成が開始されます。
終わるまでちょっとだけ待ちましょう。
なぜか感謝されます。
こちらこそありがとうございます。
できました。
とりあえずできてました!
いかがだったでしょうか。
驚きの早さでアプリを作成できましたね。
PowerAppsは、画面から入力した情報や操作でデータベースを書き換えるタイプの業務アプリ作成に特化しています。
Microsoftのアプリケーションを使用している会社で、普段からExcelでマクロを組んでいるようなパソコンに強い社員にとっては、
非常におもしろいツールといえるでしょう。
PowerApps専用のデータベースDataverseはクセが強く、専門技術として学ぶ必要があります。
とはいえPowerAutomateとの併用で可能性が無限に広がり、
技術屋としては、とりあえず動いているところを見せたいときの試作品の作成にもおすすめと感じました!
Microsoft製品を使っていない会社はないんじゃないかというほど普及していますので、
PowerAppsがこれからどれだけシェアを伸ばしていくのか非常に気になるところ。
弊社としても、ひきつづき注目していく所存です。
それでは、楽しいノーコード生活を!