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完全テレワークのエンジニアに会いに山梨へ

大病の予兆で実家に戻る

どうも、尾嵜です。

実は先日、完全テレワークで働いてくれている社員のAさんに会ってきました。
自宅は山梨県某所。私にとっては初山梨です。
山が高く、空が大きく、水が美しいとても良いところでした。
この縁がなければ、いまこのタイミングで山梨県に行く機会はなかったと思います。
ご縁に感謝。

Aさんは40代半ばの酸いも甘いも知り尽くした経験豊富なシステムエンジニア。
約2年前まで東京のシステム開発会社で働いていた方です。
不摂生(本人談)を続けていて、健康診断で大病の予兆が見つかったそうです。
自覚症状もなく、まさに青天の霹靂。
お医者さんに、このままだと命が危ないと脅かされて、治療に専念することに。
治療にあたり、東京のマンションを引き払い、山梨の実家に帰省。

数ヶ月の治療ののち、仕事復帰を考えるようになって、親の年齢も考慮してテレワークと言う働き方を模索するようになったとのこと。
そんなとき、たまたま当社からメッセージが届き、応募を決意したとのこと。ありがたや…

Web面接では、和気あいあいと話ができました。ガンプラ含め。
翌日には内定となりました。

実際にあってみて

お客様からの要望で、事前に想定したよりずっと早いタイミングでの入社となりました。
いつもなら、さすがに入社前には一度実際に会うのですが、今回はそれもできないぐらい急に決まりました。
Aさんは長期の治療からの復帰なので、数カ月ぶりの業務。
最初の数日は相当疲れたそうです。
オンラインチャットで状況を聞いていましたが、そこはやはり人と人。
一度ちゃんと会っておかないといけません。
入社から2週間を経たところで、業務の合間を縫ってAさんの自宅近くでお会いすることになりました。

実際にお会いしてみると、ブラウザ越しに見るよりもずっと若々しい。
健康のため体重管理を心がけているそうで、ハツラツとした印象を受けました。
わずかな時間ではありましたが、リアルに会うのが初めてとは思えないほど、楽しく話をさせていただきました。
まだ今の仕事に着任して間もなく、必死に業務を覚えているところとのことで、キャリアやスキルのことはこれから一緒に考えていきましょうと言うことで話を終えました。

その後の駅に向かうタクシーのおっちゃんが強烈なキャラクターだったことはまた機会があればお話させていただきます。

これから

コロナ禍が落ち着きを見せ、都会ではテレワークから出社へと徐々に戻りつつあると報道されています。
実際に私たちの業界でもテレワークの案件が減ってきていることは感じています。

テレワークでは伝わりにくいことや進めにくい仕事があるのは確かです。
ですが、Aさんのように事情があって都会に住み続けることがベストではなくなる方も必ずいます。
いま、IT業界では未曾有の人材不足が叫ばれています。
こういった「都会に住まない」と言う選択をする方を尊重しつつ、都会にいるのと遜色のない活躍ができる社会にしていくことが必ず求められるようになります。

当社は、こうした方々が都会にいるのと変わりない働き方するためのノウハウを蓄積し、活躍できる環境を用意していきます。
日本全国のエンジニアの皆さん、ご期待ください。