年賀状WebARのすったもんだ
年賀状でAR
年賀状でARをやろうというプランは数年前からあった。けど、ARのアプリケーションをダウンロードしてくださいってどうなの?するの?自分だったらしないなー。それに、対応端末は?Android?iPhone向けにも作るの?AppStoreの審査とか受けてて間に合うの?と言う議論を続け、結局実現することはなかった。
ひとことでARって言ってもどう実現するかを考えたら結構めんどくさい。
A-FrameとAR.js
そこで今回はWebARでやろうと言うことになった。WebでできるARで使っているScene ViewerはARCore対応端末じゃないと表示できない。ARCore対応端末はまだまだ多くないので、今回はA-FrameとAR.jsを使ったWebARにすることになった。これはブラウザが対応していれば表示可能。5年前のスマホでテストしてもちゃんと表示できた。よしよし。
3DオブジェクトとGIF
さて、ARとなると表示するオブジェクトが必要だ。ところが、Blenderで作った「ウシ」だの「あけおめテキスト」等の複数の3Dオブジェクトが、Blenderで作ったタイムラインとは無関係にそれぞれ好きなようにアニメーションするのでタイミングが合わないと言う問題が発生。そこで、複雑だった3DアニメーションをシンプルにしてGIFアニメーションを追加しようと言うことになった。とこがGIFでテストしたら動かない。年末の空き時間にあれこれ調べて結局動いたものの、結局3Dアニメーションとのタイミングが合わない。どないせえっちゅうねん。
調べてみたら技術的には解決はできそうなものの、その時点で12月29日。あかん、間に合わん。
納期と品質の問題
ものが年賀状である以上、お正月には届かなければ意味がない。そこで、タイムリミットを12月30日投函と決めた。アニメーションのタイミングは次回以降のテーマとしてとりあえず今できる事で完成を目指すことになった。
やること、(今回は)やらないことが決まり、あとはARとして表現するものを完成させるのみとなった時に、はたと気がついた。
どうしようもなく演出力・表現力がない。
ま、それこそ短期間でどうにかなる問題ではないと諦m…腹をくくり、なんとかかんとか完成にこぎつけた。
よければ一度ご覧ください。
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