WebでできるAR
スカウターのどうでもええ話
ドラゴンボールにラディッツが登場したのが1989年4月26日。約30年前のことだ。
孫悟空の兄であるラディッツは、はからずもその後の私の運命を変えた。
その強さによってではない。ましてや毛の量によってでもない。
そう、「スカウター」によってだ。
私はその敵の強さが分かる機械にひと目で虜になった。
WebARの時代が来る!?
さて、スカウターとは無関係なのだが、今回WebARなるものをやってみることにした。
ARと言う言葉が広く知られるようになってからすでに相当な日数が経っているが、VRと比べてまだ利用されているシーンが少ないように思う。
ねんのために書いておくと、ARは拡張現実。VRは仮想現実と訳される。要するにスカウターみたいなヤツがAR。
ARがVRと比べてまだ下火なのは、ARと言う非常に限られたサービスのためにアプリケーションをインストールすることに対する抵抗が原因だそうだ。まぁそりゃそうだと思う。
だけれども、(少し古い統計ですが)IDCの予測によると、その市場規模は2022年にARソフトウェアがVRソフトウェアを抜くとされています。
(参考:2023年までの世界AR/VR関連市場予測を発表)
で、そのインストールから開放すべく生まれたのがWebAR。
対応端末であればブラウザからARを利用することができるため、インストールする必要がない。(ARCore対応端末)
顔のパーツを認識して犬に化けてみたり、地面を認識して3Dモデルを配置できるようになったり、表示したモデルに影を付けてみたり、手前の障害物の後ろにあるような表示にしてみたり、革新的でありながら地味な進化を続けてきたARだが、そのプラットフォームをWebにすることで、一気に広がる気配を見せ始めている。
ARCoreで作ってみた。
そこで、早い話がWebARやってみよう!と、こうなったわけです。
お前どんだけ自分好きやねん!と言われそうではありますが、他人をイジるわけにもいかず、著作権の問題がありそうなキャラクターを作るわけにもいかず、残念ながらまた自前のモデルを表示することになりました。
ごめんなさい。我慢してください。
これはGoogleのModel Viewerと言うコンポーネントを使用しています。
そのため、ARCore対応端末じゃないと表示することができませんので、その方は動画をご覧頂ければと思います。
QRを読み込み又はタップしてください。
まとめ
明らかにキャラクターが大きすぎますが、今回はこれでヨシとします。
大きさの調整は簡単にできるので、家具の配置や、自動車が車庫に入るかどうか等を試してみる程度のARなら簡単に作れそうです。
ただ、片方の眼だけ緑(赤や水色もある)のレンズを通してみるスカウターはやはり視認性に問題があるのではないかと思う今日このごろです。