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SESの現実

「最高のSES」①

SESの現実

最高のSESを目指す!

当社は、「最高のSESを目指す」と公言しています。昨今、批判に晒されることの多いSES。下手に言及すると炎上してしまいそうですが、敢えてそこに踏み込んでいきます。それは、私たちには、今はそれしかできないからです。私たちはずっとSESの中で生きてきたし、今すぐ自社開発だのWeb系だの言ったところで上手に出来やしません。格好良く見せようとしたところで、嘘はすぐバレてしまいます。だから、下手なことをするより、ずっとやってきたSESの中から、「これおかしいんじゃねーの?」をなくし、世間で言われるSESのイメージを払拭していくことから始めようと思っています。

問題とされるSESとは

では、一体「最高のSES」とは何か。「最高のSES」について考える前に、問題とされているSESについて確認していきます。それらの問題に対して1つずつ解決策を決めていくことで「最高のSES」に近づいていけるのではないかと思います。そこで、まずインターネットを使ってSESの問題を調べてみました。すると、給与、残業、品質、コミュニケーション等多岐に渡るSESの業界に携わる人達の不満や不安が出てきました。正直、おもしろいです。 Twitterで「#SESクソ体験」を始めとするいろいろなキーワードでSES業界の問題を検索し、まとめてみました。

偽装・嘘の問題

先入観にとらわれずにTwitterで集めた情報を分類分けしてみると、最も多かったのが偽装に関わるものでした。経歴の詐称や、商流を誤魔化すための「名刺を切らしてまして」と言う嘘、助成金や失業保険の不正受給、稼働時間の不正、休日出勤の偽装などなど…。SESに関わるエンジニアの方々が、会社や営業、顧客の指示により嘘を強要され、不信感を抱いていると言うのが見えてきます。え?これ不法行為じゃないの?と言うような酷い内容のものが多く、だからこそSESが叩かれるんだろうなと言う印象を強く抱きました。

給与・昇給・残業時間

次いで多かったのが単価・給与の問題です。これは営業として感じていた肌感覚にも合います。顧客がエンジニアを評価し、単価をあげたが本人の給与に反映されなかった。たくさん残業したのに残業代が支払われなかった。元請けが単価をあげても中間業者に吸収されて自社の単価は上がらなかったなどなど…。 単価と給与の関係については、各社給与規定があり、外部の人間が一概に非難できるものではありませんが、「単価あげといたよ」と聞かされたエンジニアの心情に配慮する必要はあるんじゃないかなとは思います。

現場の問題

その次に多かったのは現場の問題です。例えば、「プログラムに問題がある」と言われて調べてみたら以前いた他社のエンジニアによるものだった。Javaと聞かされて参画したらCOBOLだった。開発と聞かされて参画したらExcelにスクショをはる仕事だった。などです。 SESはビジネスの性質上、いろんな客先に行きます。そこで行われていることが残念なことがあります。こうした(残念な現場と言う)情報が事前に漏れてくることはあまりなく、参画してみないと分からないことが多いのが実情です。それは、「案件ガチャ」と呼ばれたりします。一方で、過去の炎上などが理由で、今は改善されているにも関わらずエンジニアに避けられている現場もあります。

営業の問題

あと目についたのは営業に対する書き込みです。深い商流で請けている案件で、単価や待遇について文句を行ったら「自分で交渉するか、別案件にいくしかない」と言われた…と言う書き込みや、営業が案件を把握せずにエンジニアに振ってくるとか、祝日が多くて契約の下限を割るから無理やり残業するように言われたとか、営業に振り回されて深く恨んでいるような書き込みも数多く見られました。偽装にも単価にも案件ガチャにも営業は必ず絡んでくるので、当然の結果だと思います。

まとめ

このようにSES業界の問題は非常に多岐に渡ります。「最高」を謳うにはこれらの問題を解決しなければなりません。次回(「最高のSES」② 最高のSESをつくるために)は当社がどう言うことに取組み、最高のSESを目指すのかについて書かせていただきます。