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ノーコード時代におけるエンジニアの仕事

その重要性と対策方法

はじめに

どうも、尾嵜です。
ノーコードプラットフォームと言う言葉をご存知でしょうか。
EUC(エンドユーザーコンピューティング)と言う言葉が叫ばれて久しいですが、ノーコードプラットフォームはEUCを実現する決め手となる技術と考えられています。
つまり、コーディングをすることなくユーザー企業(または部門)が自分でシステム開発を行うことができるようになりつつあります。
Microsoft Power Appsや、AppSheet(Google)など、主要ベンダーによるシェア争いも激しさを増しています。
ノーコードプラットフォームが急速に普及しつつある今日、エンジニアの仕事に対する影響は無視できません。
この記事では、ノーコード時代におけるエンジニアの仕事の重要性と、その変化にどのように対応すべきかについて考察します。

ノーコード時代とは

ノーコードプラットフォームは、プログラミングスキルがなくてもアプリケーションやウェブサイトを開発できるツールです。
これにより、専門家ではない人が自分で簡単にソフトウェアを作成できるようになりました。
実際、今日ではウェブサイトの制作は「STUDIO」や「Webflow」、ECサイトは「Shopify」や「BASE」など、コーディングしなくても十分な品質のものが作れるようになっています。
それが業務用のシステムにも波及することは既定路線と言っても過言ではありません。
まさに、ノーコード時代は目前に迫っているのです。

エンジニアの重要性は減少しているのか

一見すると、ノーコードプラットフォームの普及により、エンジニアの重要性が減少しているように感じられるかもしれません。
しかし、実際は逆です。
ノーコードプラットフォームはノーコードであるが故に自由度が低く、業務のすべてをカバーできないことがあります。
そのため、ノーコードプラットフォームが担当する範囲は限られており、高度な機能やカスタマイズが必要な場合は、依然としてエンジニアのスキルが不可欠です。
また、アプリケーションの「データの持ち方」など、データベースの基礎知識が求められることも多く、その意味でもエンジニアのスキルが必要です。

対策方法

スキルの多様化

エンジニアは、ノーコードプラットフォームでカバーできない領域でのスキルを高める必要があります。 例えば、データ解析などはその一例です。 ノーコードプラットフォームの普及により、これまで以上に各社・各部門でデータが蓄積されるようになります。 ですが、データは蓄積されただけでは意味をなしません。蓄積されたデータをどう解析して、どう活かすのかは、専門的な知識が必要になります。 その他、ノーコードプラットフォームで思い思いに各社各部門で作られたシステムは情報漏洩のリスクを多分に含んでいます。 そのセキュリティをどう確保するのかも、専門性が求められます。 その他、AIの活用なども専門性が求めらるようになると考えられます。

ノーコードプラットフォームの習得

一方で、ノーコードプラットフォームにも習熟することで、より多くのプロジェクトに参画できる可能性が増えると考えられます。
現状では、Microsoft PowerAppsやAppsheetの他にも、ノーコードプラットフォームが次々と生まれてきています。 今後、過去の社内システムをノーコードプラットフォームに載せ替える仕事は確実に増えるでしょう。 仕事が増えて人が足りなくなれば、そこにビジネスチャンスは生まれます。 どのノーコードプラットフォームを選ぶかは難しいところではありますが、いち早くそのスキルを身につけることで第一人者として活躍することも不可能ではないでしょう。

コミュニケーション能力の強化

ノーコードプラットフォームを使用しても、プロジェクト全体を理解して、どのような要件があり、それをどのように実現するかを、他のステークホルダーとコミュニケーションをとりながら進めていく能力は必要となります。 技術の進化によって、コーディングを簡素化することはできても、複数のステークホルダーの想いや考えを聞いてかたちにすることは、人間にしかできません。 その意味では、知識と経験に裏打ちされたコミュニケーション能力こそ、エンジニアに求められる普遍のスキルではないでしょうか。

まとめ

ノーコード時代においても、エンジニアの仕事は依然として重要です。
スキルの多様化、ノーコードプラットフォームの習得、そしてコミュニケーション能力の強化が、この新しい時代に適応する鍵となります。